バスケットボール基礎トレーニング4選
2025/06/12

ドリブル:ドリブルリレー ~自分の思い通りにボールを操作する
練習ポイント
- ・ドリブルをつきたい方向に手のひらを向けるようにする。
- ・ボールを押すタイミングを意識してドリブルする。
ドリブルリレー
スタート位置から直線状に数か所、ポールやコーンを適当な距離をとって配置する。
プレーヤーは、バスケットボールコートのサイドラインからスタートして、ドリブルしながら設置した障害物をよけながら反対側のサイドラインを経由して戻る。
チームでスピードを競いながら行うと、速く正確なドリブル練習につながり、楽しみながら練習に取り組んでみよう。
■ドリブルは手のひらの向きを意識
ドリブルをつきたい方向に手のひらを向けるようにすることがドリブルのポイント。
前に進むときは、手のひらを前に向ける。
また、ボールを横へ操作するときは、指先を下にして、手のひらを横に向ける。
右手から左手にドリブルを行う手を変えるときは、指先を下にしてドリブルをすると横にボールを運びやすくなる。
■ボールプッシュのタイミング
また、ボール操作には、ボールを押すタイミングも重要。
ボールが床から上がってきて下に落ちるタイミングで押すようにする。
パス:対面シグナルパス ~狙った場所にパスを出す
練習ポイント
- ・相手が出した手を狙ってパスを出す
- ・取りやすいパスになるように回転をかける。ボールを押すタイミングを意識してドリブルする
対面シグナルパス
仲間が手をだしたところに正確にパスを出す練習。
パスの角度や方向を定められるように、ポールなどを利用してパスゾーン(範囲)を定めると良い。
■パスするときの指先の向きに注意
ボールを横から持ち、肘を内側にひねるようにしてパスする動きを回内という。
この時、指先の向きに注意する。
人差し指が、パスを出したい方向を指すことがポイント。
指先が下を向いてしまうと、パスがまっすぐ飛びづらくなり、パスを受ける相手がキャッチしにくいボールになる。
片手でパスを出す際は、ボールをポケット(腰の横あたり)から押し出すように腕を動かすことがポイント。
ポイントを意識してパスを行えると速く正確なパスが出せるようになる。
トレーニングに活用いただけるアイテム紹介

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品番:MA10
適度な柔らかさで踏んでも割れにくいを使用。1セット10枚入り

BG5000 公式試合球 B7G5000(7号球)
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FIBA主催国際大会唯一の公式試合球
キャッチ:ランダムキャッチドリル ~動きながらどのパスが来てもキャッチできるようにする
練習ポイント
- ・タイミングやパスがくる角度が違ってもボールをキャッチする
- ・ボールがくる方向へ手のひらを向けておく
ランダムキャッチドリル
動きながら仲間からパスされるボールをキャッチする練習。
マーカーやコーン適当に配置し、パスをしたらランダムに置かれたマーカーに沿って動いていく。
■手のひらをボールに向ける
キャッチ時のポイントは、手のひらをボールに向けること。
ボールの形を捉えるように親指と人差し指で三角形を作るように準備。
ボールが下から受ける場合は、手のひらを下に向ける。
ボールは様々な角度から飛んでくるので、常にボールのくる方向へすぐ手のひらを向けてキャッチするように意識する。
手の準備ができていないと、キャッチミスになりやすい。
また指先があたってしまうと怪我をしやすくなるので注意する。
キャッチした後は3歩以上歩かないように意識。(トラベリング注意)
シュート:スキーマシューティング ~シュートフォームを意識して距離感を調整す
練習ポイント
- ・シュートフォームを意識して距離感を調整する
- 1)シュートフォームを固める
2)距離の調整は指先で行う
スキーマーシューティング
片手で打つシュートをワンハンドシュートといい、両手で打つシュートをツーハンドシュートという。
■ワンハンドシュート
ワンハンドシュートで打つ場合は、利き手側はリングに向かって指先をリングにかけるように下におろす。
この時、肩から手首まで腕がまっすぐ伸ばしきれていることがポイント。
反対側の手はリングの縁を指すように意識する。
シュートを打った後のフォームを意識しながら打つ。
シュートを打つ際に肩が上がったり、体がそったりすると、悪いシュートになる。
また打った後の指先が横に向いてしまうとボールがまっすぐ飛ばなくなるので注意する。
■ツーハンドシュート
ツーハンドシュートを打つ場合は、両手ともに指先はリングに向けて甲が向かい合うようにする。
この腕を内側にひねる動作(「回内」という)を意識してシュートを打った後、腕を伸ばしきった状態が左右対称であるか確認する。
もしシュートを打った後に指先が下に向いていたり、腕がリングにまっすぐ向いてないときはフォームを修正しよう。
■距離感をつかむための練習
コートに目印となるマーカーを置き、ゴールに近いマーカーの場所からシュートを打つ。
シュートが入ったら1つ後ろに下がってまたシュートを打つ反復練習。
シュートに慣れてきたらグループに分かれて競い合う。
たとえば二人ずつグループになり、ゴールに近いマーカーの場所から順にそれぞれがシュートを決めていく。
二人がシュートできたら1つ後ろのマーカー位置からシュートできるルールとする。
グループ対抗戦として、どのチームが一番最初にすべてのマーカー位置からのシュートを完了できるか、スピードを意識しながら競い合ってみよう。
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適度な柔らかさで踏んでも割れにくいを使用。1セット10枚入り

BG5000 公式試合球 B7G5000(7号球)
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