人工芝グラウンドのごみ(人工芝片)を新たなスポーツ用品にアップサイクルする協働事業「SHIBA-Up」に参画しました。

人工芝グラウンドのごみ(人工芝片)を新たなスポーツ用品にアップサイクルする協働事業「SHIBA-Up」に参画しました。

人工芝グラウンドのごみ(人工芝片)を新たなスポーツ用品にアップサイクルする協働事業「SHIBA-Up」に参画しました。

 

SHIBA-Up

 

株式会社モルテンは、一般社団法人F・マリノススポーツクラブ(代表理事:宮本功)と、横須賀市(市長:上地克明)による、サッカーグラウンドなどで使用されている人工芝のごみ(人工芝片)を新たなスポーツ用品へとアップサイクルする新事業「SHIBA-Up」(シバップ)に参画しましたのでお知らせいたします。



本事業は、そのままでは海に流出し海洋プラスチックごみとなってしまう人工芝片を横須賀市内のグラウンド等で拾い集め、集めた人工芝片からスポーツの現場で活用できるマーカーコーンなどを新たに生成する事業です。昨今深刻化している「マイクロプラスチック」と呼ばれる大きさが5ミリ以下の微細なプラスチックごみによる海洋汚染は(一社)ピリカの実態調査によると、水路などから流出したマイクロプラスチックの約20%が、紫外線や経年劣化などでちぎれた人工芝片だったことが確認されています。(※)。
そうした背景もあり、人工芝サッカーグラウンドで多くの活動を行っているF・マリノススポーツクラブと、「海洋都市横須賀」を標榜し「海洋プラスチックごみ対策アクション宣言」を表明している横須賀市が共に取り組むことで、スポーツの現場から新しい形での循環型社会の実現を目指し、取り組みが始まりました。
※マイクロプラスチック等の流出実態調査 2020年度版より抜粋



また、「ごみの自然界流出問題」の解決を目指す株式会社ピリカ(代表取締役社長 小嶌不二夫)が本プロジェクトの協力企業として、人工芝片の収集からマーカーコーンの生成の企画・監修を手掛ける中で、モルテンは人工芝グラウンドから出たごみ(人工芝片)を元に再資源化されたペレットを元にマーカーコーンを成形しています。製品化されたマーカーコーンは横須賀市内学校で使用されます。

 

■モルテンについて

スポーツ用品メーカーのモルテンは、1958年よりバスケットボール、ハンドボール、サッカー、バレーボールなどの競技用ボールの製造と販売を行い、決して妥協することない品質を維持しています。

モルテンは世界中のトップリーグやチーム、国際大会で使用される公式試合球やスポーツエキップメントなどの革新的製品を生み出し、グローバル・スタンダードとしての品質を高め続けています。

詳細については、弊社サイトを参照ください。

URL:https://www.molten.co.jp

 

■For the real game(フォー・ザ・リアル・ゲーム)とは

私たちが製品や活動を通じて実現していきたいこと、すなわち『完璧なボールとスポーツエキップメントによってプレイヤーのパフォーマンスと意思が100%発揮される時、そこに本物のゲームが実現する』という私たちの信念と姿勢を集約したモルテンのブランドステートメントです。

私たちはこのブランドステートメントを約束事とし、事業活動や製品づくりを行っています。