IHFの新しい“松やに無しボール規格”に適合した
公認球「d60 PRO」発売
2022年 IHF女子ユース世界選手権公式試合球に採用
競技用ボールとスポーツエキップメントメーカーの株式会社モルテン(本社:広島市西区、代表取締役社長:民秋清史)は、国際ハンドボール連盟(以下IHF)の新しい“松やに無しボール規格”に適合した公認球「d60 PRO」を2022年4月より世界で販売を開始します(日本国内での販売時期は未定)。
ハンドボールでは、汗によるボールの滑りを抑え、ボールを掴みやすくする目的で松やにを使用します。 しかし、松やにの使用を禁止する体育館では、松やに無しで練習や試合をすることになります。 IHFはこうした環境で使用するボールの新規格「松やにを使用しない場合のボール規格(Handballs playedwithout resin)」を設定、2019年7月に発表しました。
「d60 PRO」は吸水性の高い表面素材を採用することで、手が濡れた状態での滑りを抑制しました。 また、従来よりもスポンジ層を厚くし、60個の三角形を組み合わせた表面構造にすることで、より掴みやすいボールを実現しました。 デザインは建築・インテリア・グラフィックと幅広い分野で世界的に活躍するデザイナー・佐藤オオキ氏率いるデザインオフィス nendoが手掛けています。
「d60 PRO」は2022年8月に開催されるIHF女子ユース世界選手権において、唯一の公式試合球としての採用が決定しています。
モルテンは、今後もハンドボールに関わるすべての方々の課題を解決する製品を開発、提供し続け、モルテンブランドの約束である “For the real game” を実現してまいります。
製品特長
1.汗による滑りの抑制
摩擦が大きく、吸水性の高い表面素材を採用したことで、手やボールが汗で濡れた状態でも滑りにくくなりました。
※特許申請中
2.グリップ力の向上
従来よりもスポンジ層の厚いパネルを組み合わせました。 柔らかくて指がくい込みやすいことに加え、指とボールとの接触面積が増えたことで、高いグリップ力を発揮しています。
※特許申請中
d60 PRO(上)と現行品H3X5001-BW(下)
3.独自のパネル形状がもたらす掴みやすさ
60個の三角形を組み合わせた表面構造が掴んだときの均一性をもたらします。 パネル中央部のゆるやかなくぼみとパネル間の深い凹みにより、ボールの握りやすさと指の引っ掛かりやすさを生み出しました。
製品概要
※1 2019年7月にIHFが発表した「松やにを使用しない場合のボール規格(Handballs played without resin)」に適合したサイズ
d60 PRO 公式試合球採用情報(予定)
2022年 IHF女子ユース世界選手権(2022年8月3日~14日)
モルテンについて
スポーツ用品メーカーのモルテンは、1958年よりバスケットボール、ハンドボール、サッカー、バレーボールなどの競技用ボールの製造と販売を行い、決して妥協することない品質を維持しています。モルテンは世界中のトップリーグやチーム、国際大会で使用される公式試合球やスポーツエキップメントなどの革新的製品を生み出し、グローバル・スタンダードとしての品質を高め続けています。
詳細については、弊社サイトを参照ください。
URL:https://www.molten.co.jp/sports/jp/
For the real game(フォー・ザ・リアル・ゲーム)とは
私たちが製品や活動を通じて実現していきたいこと、すなわち『完璧なボールとスポーツエキップメントによってプレイヤーのパフォーマンスと意思が100%発揮される時、そこに本物のゲームが実現する』という私たちの信念と姿勢を集約したモルテンのブランドステートメントです。
私たちはこのブランドステートメントを約束事とし、事業活動や製品づくりを行っています。
製品画像のデータ(JPEG)もご用意しております
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- 株式会社モルテン E-MAIL: sptoiawase@molten.co.jp
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株式会社モルテン 広報室 担当:中森・越智
〒733-0013 広島市西区横川新町1-8 TEL: 082-292-1247 E-MAIL: molten_pr@molten.co.jp